
南海トラフ地震って何がどうなの?と気になっているあなたへ…。
また、南海トラフ地震って具体的にどんなものか改めて知りたいあなたへ…。
この記事では、日本で注目される巨大地震「南海トラフ地震」の基本をサクッと解説します。
30秒で流し読みできるくらい簡潔に、どこで起きるのか、どんな影響があるのかをまとめてみました。

頑張れば30秒から60秒くらいで読めちゃうよ!
より詳しく知りたい人も、これがスタート地点になりますので是非最後までお読みください。
この記事の各種データは主に、関係省庁やNHKなどの報道機関の発表内容を参考にしています。
南海トラフ地震って何?
南海トラフ地震は、日本列島の南側、静岡県から九州沖まで広がる「南海トラフ」という海底の溝で発生する巨大地震です。
プレートがぶつかり合う場所で、100~150年ごとにマグニチュード8~9クラスの地震が起きるとされています。
過去には1944年の昭和東南海地震や1946年の昭和南海地震があり、歴史的にも大きな被害を出してきました。



一番最近のは約80年前です…。(2025年時点)
南海トラフ地震はどこで起きるの?
発生場所は、日本の南海トラフ沿いの海域。
具体的には、駿河湾(静岡県)から遠州灘、熊野灘、紀伊半島沖、そして四国や九州東部沖まで約700キロに及びます。
このエリアが揺れると、関東から九州までの広範囲に影響が及び、特に太平洋側では津波の危険が高まります。


どんな被害が予想される?
政府の予測では、マグニチュード9クラスが発生した場合、最大で約32万人の死者が出る可能性が指摘されています。(2024年時点)。
津波は10メートルを超える地域もあり、沿岸部では数分で到達することも…。



早い所で地震発生から2~5分で…と言われています。
建物倒壊や火災、インフラの破壊も深刻で、経済損失は200兆円以上ともいわれます。



GDPが現在の10%程度にまで落ち込むという試算もあります。
特に静岡、愛知、三重、和歌山、高知などは被害が大きいとされています。
いつ起きるの?確率は?
現時点では正確な予測はできていませんが、内閣府によると、今後30年以内に70~80%の確率で発生する可能性があるとされています。(2024年時点)
ただ、これはあくまで統計的な数字。
明日かもしれないし、数十年後かもしれません。準備が大事な理由はここにあります。
すぐに逃げ出せる準備ができていますか?
おわりに
南海トラフ地震は、規模が大きく影響範囲も広い地震です。
でも、恐れるだけじゃなく、備えることが大切。
ハザードマップで自宅のリスクを確認したり、非常持ち出し袋を用意したり、小さな一歩から始めましょう。
この記事で基本が分かったら、次は具体的な防災対策を調べてみてくださいね。